2016年 11月 08日
こんにちは。1回生漕手の田村です。秋季の結果を今後に活かすべく投稿します。 先日の秋季選手権、エイトは神戸大学に負けてしまい、連覇が途絶えました。数年かけて積み上げてきたものを自分たちの代で終わらせてしまったのは悔しいし、お世話になった方々に申し訳ないです。予選は1位通過で全体タイム3位、準決勝は1位通過で全体タイムも1位と成績から見ても、加古川入りしてからもレースを通じてどんどん成長できたし、自分たち感覚からしてもよくなっていきました。 なぜ勝ちきれなかったのか? 「絶対にいける」という自信が足りなかった。ことだと思います。クルー結成が遅く、スイープの経験不足からレートをあげて短漕を始めたのもモーション日誌を見返すと10月8日でした。T.T.でもまともなタイムを出せないまま秋季を迎えました。不安を抱えて加古川に入ったわけではありませんが、「絶対にいける」と思うまでの自信はなかったのだと思います。レースまでにここまで自信をつけられるクルーがあるのか、僕もわかりません。しかし、実力が拮抗する中で優勝するには優勝を目指すだけでは足らず、ここまで自信がないと勝ちきれない、と強く感じました。次の大一番は東大戦です。僕たちはエルゴベストや体格面など目に見える形でもっと成長できます。冬季は心・体・技すべての面で鍛え、「絶対にいける」自信を持って東大戦に臨まなければいけません。 自信をもてなかったというものの、秋季のクルーを組んでからはハードなメニューもただこなすだけではなく、全員で狙いをもって臨め、クルー結成からの成長には自信があるしメニューも妥協したつもりはないです。コーチの方々にも、毎モーション狙いにこだわって毎回成長できた、と評価していただけました。僕もハードでしたがモーション、成長しながら勝ったレースは楽しかったです。個人的に新人期で一番ダメだったと思うのは琵琶周明け~9月末です。毎回シングルの2時間乗艇+補強で単調なモーションになりました。主体的でない長時間乗艇に緊張感を欠いてしまったためにけが人が多く出て、選考が長引きだらだらとモーションをしていました。この時期に部を辞めた人も少なくないです。その間、オッ盾に向けてモーションをしていた他大学の新人がいることを考えるとここで差がつきました。来年以降の新人にこのような時期を過ごしてほしくないし、自分たちとしてもこれからは主体的にやっていきたいです。 決勝のあと、そんなことを考えながら瀬田に帰ってきました。カレコンで盛り上がる中偶然、「秋季へ向けてこの日までにははこれをする」というのがびっしり書かれたスタッフのノートを見つけました。遠征先でも当たり前のようにエッセン、補食があり、マッサージ、洗濯、車で送迎もしてもらいましたがサポートしてくれる人の頑張りに、まだまだこたえられていません。 みっともない結果を取り繕うような文章になってしまいましたが、汚名は必ず返上します。「絶対にいける」自信をもって東大戦へ。 1回生・漕手 田村隆大郎
by rowing-boat
| 2016-11-08 18:52
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